鼻プロテーゼ(鼻オーダーメイドプロテーゼ)
鼻プロテーゼとは、鼻筋をプロテーゼで整える施術(隆鼻術)です。
鼻にプロテーゼを挿入することで鼻筋の通った見た目にしたり、鼻を高くしたりすることができます。
鼻筋をつくるにはプロテーゼ以外にもゴアテックス、PCL素材や自己軟骨などが用いられます。
プロテーゼによる隆鼻術のメリットは他の素材に比べて細かなオーダーメイド加工が可能な点です。
また、プロテーゼは組織にほとんど癒着しないため、必要がなくなったら抜去が可能である点も大きなメリットです。
博多もへじのクリニックの鼻プロテーゼはほぼ全例クローズ法で行っています。
クローズ法は鼻の穴の中からアプローチする方法なので、表の見えるところに傷ができず溶ける糸で縫合するため術後の抜糸が不要です。
また、当院ではもともとの鼻の太さ・長さ・鼻骨の形状とご希望の形を組み合わせて一人一人にオーダープロテーゼを作っています。
一般的なI(アイ)型加工だけでなく、鼻先まで自然に高くしたい方向けにバード(鳥のくちばし様)加工にも対応しています。
鼻プロテーゼ術後の固定には、硬くて大きいギプスではなく薄いテープを用います。
鼻プロテーゼは挿入する層によってズレやすかったり、いつまで経ってもグラついたりします。
当院は簡易的な挿入法(皮下レベルの浅い層への挿入術)は行いませんので、直後からズレやグラつきが少なくプロテーゼが光で透けることのない仕上がりになります。
きちんとした挿入を心がけることでギプスではなくテープによる優しい固定が可能になります。
博多もへじのクリニックの切開施術には、元心臓外科医の技術力と繊細さが活かされています。
このような方におすすめ
- 見た目が自然で高い鼻になりたい方
- 鼻筋を通したい方
- 横顔を綺麗にみせたい方
- 鼻根が低く目と目の距離が離れて見える方
施術について
施術時間 | およそ20分 |
ダウンタイム | 1週間程度(術後3日間はテープ固定を行います) |
抜糸 | なし |
麻酔 | 局所麻酔 笑気麻酔 ※ご希望の場合 静脈麻酔 ※ご希望の場合 ブロック麻酔 ※ご希望の場合 |
リスク | 薬剤アレルギー、腫れ、内出血、出血、感染、プロテーゼのズレ、鼻筋の曲がりが増強するなど |
施術を 受けられない人 |
妊娠中の方 出血性疾患 抗凝固剤内服中 局所麻酔アレルギー ※医師の診察時の判断により治療できない場合があります。 |
FAQ
他院で挿入した鼻プロテーゼのやり直し(他院修正)は当日にできます。
ただし、前回挿入されたプロテーゼが大きく曲がっていたり、プロテーゼに感染が起こっている場合などは2回に分けて行うことがあります。
挿入する鼻プロテーゼの種類にもよりますが、経験上、硬さでバレてしまったということはほとんどありません。
鼻プロテーゼの経年劣化、可能性はあります。個人差はありますが、一般的にプロテーゼの挿入後は時間が経つとともにプロテーゼに小さなヒビが入ったり、プロテーゼに自己組織がくっついて硬く変性する石灰化を認めたりすることがあります。
ただし、ヒビや石灰化が見た目に影響していない場合は無理に入れ替えをする必要はありません。
鼻プロテーゼを挿入すると鼻の見た目のバランスは改善しますが、鼻の穴の大きさ自体は変化しません。鼻の皮膚の余裕に対して大きすぎるプロテーゼを入れた場合に鼻の穴が縦につぶれてしまうことがありますが、あまり良い変化とはいえません。
鼻プロテーゼの上にヒアルロン酸を入れることは控えた方がよいでしょう。
人工物に接してヒアルロン酸を注入すると、注入した形が崩れて(流れて)しまう危険性や感染を引き起こす可能性があるからです。
鼻整形後はインプラント(内部に挿入したプロテーゼや軟骨など)のズレや細菌感染に注意が必要です。指定された固定期間を守ることや、術後の喫煙を控えることが大切です。
鼻プロテーゼを挿入する深さやプロテーゼの加工法によっては横方向にずれやすくなることがあります。また、不十分な剥離操作やプロテーゼの長さが短すぎる場合は拘縮などの経年変化で縦方向にもずれることがあります。
鼻プロテーゼ料金
スポンサー(フル) ¥162,000~
※価格は全て税込です。
鼻プロテーゼ抜去 鼻プロテーゼ抜去(自院挿入プロテーゼ) 鼻プロテーゼ抜去(他院挿入プロテーゼ)
鼻プロテーゼ抜去とは、鼻に挿入したシリコンプロテーゼを取り出し元の状態に戻す施術です。
自院挿入例、他院の修正(抜去、再挿入)にかかわらず鼻プロテーゼ抜去は基本クローズ法(表の見えるところに傷ができない方法)で行います。
また、鼻プロテーゼ抜去後に再挿入を希望される方の場合は再挿入を待つ間のお鼻の高さが気になる方が多いようです。
博多もへじのクリニックでは、独自の器械を使って抜去と再挿入を同日に行うことが可能です(ただし感染例を除く)。
骨格にフィットする加工、基本に忠実に骨膜レベルを狙う挿入、丁寧な清潔操作の3つを守りさえすれば鼻プロテーゼは決して危ない手術ではありません。
博多もへじのクリニックの切開施術には、元心臓外科医の技術力と繊細さが活かされています。
このような方におすすめ
- 挿入したプロテーゼの高さや形が合わないと感じている方
- 挿入したプロテーゼの高さや形を変更したい方
- 挿入した鼻プロテーゼを抜去したい方
鼻プロテーゼ抜去の種類
鼻プロテーゼ抜去(自院挿入プロテーゼ)
当院で挿入した鼻プロテーゼを抜去します。
クローズ法(表の見えるところに傷ができない方法)で行います。
鼻プロテーゼ抜去(他院挿入プロテーゼ)
他院で挿入した鼻プロテーゼを抜去します。
基本はクローズ法(表の見えるところに傷ができない方法)で行いますが、挿入後数十年以上経ったプロテーゼや石灰化が強く脆くなったプロテーゼを抜去する場合は表の見えるところからアプローチする場合があります。
施術について
施術時間 | およそ20分 |
ダウンタイム | 1~2週間程度(ピークは3~4日程度) |
抜糸 | なし |
麻酔 | 局所麻酔 笑気麻酔 ※ご希望の場合 静脈麻酔 ※ご希望の場合 ブロック麻酔 ※ご希望の場合 |
リスク | 薬剤アレルギー、腫れ、内出血、出血、感染、鼻筋の曲がりが増強するなど |
施術を 受けられない人 |
妊娠中の方 出血性疾患 抗凝固剤内服中 局所麻酔アレルギー ※医師の診察時の判断により治療できない場合があります。 |
FAQ
鼻プロテーゼを抜去したあとは、基本的には元の鼻に戻ります。プロテーゼを入れていた期間が長い場合はプロテーゼの周りに厚さ0.5mm程度の被膜ができますが、これは完全には除去できません。
プロテーゼ抜去後に若干鼻が高く太く見えるとしたら、この被膜が影響している可能性があります。
鼻プロテーゼの抜去と同日にプロテーゼの再挿入は可能です。
例外として、感染を伴う場合やプロテーゼの石灰化や劣化で周囲組織に癒着している場合などでは同日の鼻プロテーゼ再挿入が難しいことがあります。
大きすぎるプロテーゼ、あるいは長すぎるプロテーゼが挿入されている場合、鼻を支える軟骨が地盤沈下を起こして低くなっていることがあります。
鼻プロテーゼを抜いたその日の鼻のヒアルロン酸注入はおすすめしていません。ズレたり流れたりする可能性があるからです。
鼻プロテーゼ抜去料金
スポンサー(フル) ¥90,000~
スポンサー(フル) ¥120,000~
※価格は全て税込です。