ハムラ法

ハムラ法とは、目の下のクマ治療の一つです。
ハムラ法は目の下のふくらみと同時にその下にある凹み（ティアトラフ）の改善が期待できます。

目の下にある凹み（ティアトラフ）は目頭近くから斜め下に伸びる凹みです。
クマ治療の際、ティアトラフが目立つにもかかわらず目の下のふくらみ取りのみを行った場合、ティアトラフが余計に目立ってしまうことがあります。
ふくらみ取りの術後に目の下がくぼんで見える症例の半分以上は、脂肪の取りすぎではなくこの現象が起きているのです。

ティアトラフは骨と眼輪筋がくっついていることが原因で凹んで見えます。
ハムラ法は、①ティアトラフを骨の上ではがし②そのはがしたスペースにふくらみを移動させ（＝ふくらみはほとんど切除せず移動させる）③さらにふくらみを包む膜（隔膜）をテントを張るようにふくらみの上に再固定することで、ふくらみは平らにして凹みは持ち上げることのできる施術になります。

ハムラ法は表の皮膚を切開する方法（表ハムラ法）とまぶたの裏を切開する方法（裏ハムラ法）があります。
表ハムラ法は皮膚のたるみが目立つ方にたるみ取りを兼ねて行うことが多く、裏ハムラ法は皮膚に傷をつけたくない方や皮膚のたるみが目立たない方に行います。

ハムラ法には上記③を省いた簡易的な方法もありますが、簡易的な方法はふくらみの再発リスクが高いという報告もあります。
博多もへじのクリニックでは簡易的なハムラ法は行いません。

博多もへじのクリニックの切開施術には、元心臓外科医の技術力と繊細さが活かされています。