鼻柱基部軟骨移植(猫手術)

鼻柱基部軟骨移植とは?

耳を切開し、採取した軟骨を鼻腔内の切開から鼻柱基部に移植する手術です。

鼻柱基部軟骨移植(猫手術)はわりと新しいお鼻の手術で、お鼻の見えないところを切開して鼻柱を下にさげることができます。
正面から見たときだけでなく、横顔に対しても大きな効果を実感できる、昨今大人気の手術です。

鼻の整形の専門用語にACRという言葉があります。
ACRというのは英語でAlar-Columellar Rerationshipsの略で、鼻翼と鼻柱の位置関係のことです。
実際のACRは大きく6タイプに分けられています。
鼻孔縁挙上は6つのタイプのうちクラス4(小鼻が垂れ下がっている)とクラス6(小鼻が垂れ下がりつつ鼻柱が引っ込んでいる)の一部の方に行うと審美的によい効果がえられる手術です。
鼻孔縁挙上は小鼻の目立つ部分を切開する手術ですが、切開するデザインを鼻の穴の縁に設定することで術後の傷が目立ちにくくなります。また、透明糸との相性がよく、術直後から傷の目立ちにくさを希望される方に好評です。

耳を切開し、採取した軟骨を鼻腔内の切開から鼻柱基部に移植する手術です。

もへじのクリニックの特徴

  • 鼻柱を下に引っ張る動作、ご自身の鼻の形に不満のある方は一度はやったことがあるのではないでしょうか。私はあります。
    この動作がいわゆる「ACRを下に向ける」動作です。ACRとはAlar(小鼻の下縁)とColumellar(鼻柱の下縁)の位置関係を意味する言葉で、一般的にACRが上に凸の鼻を豚すごく嫌いな表現ですが豚鼻、ACRが下に凸すぎるとこれも嫌いな表現ですが魔女鼻と言われます。

    鼻柱基部軟骨移植(猫手術)は鼻柱部分に自分の軟骨を移植して、鼻柱を下向きに伸ばす手術です。
    軟骨はご自身の耳(耳介軟骨を使うことが多いですが耳珠で行うこともできます)から採取します。
    切開については、鼻の穴の中の見えないところを切って軟骨を移植しますので傷が目立ちません。

  • 大手美容外科で、施術、指導医もしてきた院長による施術
    大手美容外科で、施術、指導医もしてきた院長による施術

    弁形成、冠動脈バイパス手術、大動脈緊急手術を専門とする心臓外科医として1000例を超える症例を執刀した心臓血管外科専門医。
    また、心臓の血管も扱ってきたその繊細かつ卓越した技術は、美容外科でも治療は勿論、多くの後進指導に生かされました。
    痛みを極力なくしつつ、施術をスピーディーに行うことで負担軽減を心掛けています。

鼻柱基部軟骨移植はこのような人におすすめです

  • 鼻先のバランスをよくしたい
  • 垢ぬけた印象の鼻に憧れる
  • 豚鼻と言われる
  • 鼻のACRを改善したいけど鼻中隔延長までは考えていない

鼻柱基部軟骨移植の治療法

  • 耳を切開し、採取した軟骨を鼻腔内の切開から鼻柱基部に移植する手術です。

    鼻中隔延長術との違いは、鼻中隔軟骨に操作を加えるかどうかという点になります。 鼻柱基部軟骨移植(猫手術)は鼻中隔軟骨には操作を加えませんので、鼻尖の形を変えることなく鼻柱だけを下に向けることができます。 また、鼻中隔延長術は鼻柱を切開して(オープン法)手術を行うのに対し、この手術は鼻の中の切開だけ(クローズ法)で行うことが可能です。

鼻柱基部軟骨移植の他院修正

「他院で鼻柱基部軟骨移植手術を行い、思いどおりの結果にならなかった」という悩みを多くの方が抱えています。

当院では、修正手術も行っております。

鼻は顔の印象を大きく左右する部位です。
治療するだけなく、デザイン性に長けた繊細かつ丁寧な技術も必要で、また、患者様のご希望を丁寧に汲み取って、納得のいくまで丁寧なカウンセリングを行うことが必要と考えます。

私が大事にしていること、それは「技術」「人情」「楽しさ」です。
当院スタッフ一同、心のこもったホスピタリティを提供し、私が美容外科医として真摯に腕をふるい、そこに患者様の笑顔という結果が伴ったときに初めて、本当の楽しさが生まれると思います。

「どのような状態なのか、どのような修正方法があるのか」などお気軽にご相談ください。

鼻柱基部軟骨移植を受けられない人

妊娠中、授乳中、妊活中の方
ケガや傷、湿疹、炎症などがある
重度の皮膚疾患やケロイド体質
ヘルペス感染症
出血性疾患
抗凝固剤内服中
局所麻酔アレルギー
※医師の診察時の判断により治療できない場合があります。

鼻柱基部軟骨移植の麻酔・術後の流れ

  • 麻酔

    局所麻酔
    笑気麻酔(※ご希望の場合)
    静脈麻酔(※ご希望の場合)
    ブロック麻酔(※ご希望の場合)

  • 術後の通院

    術後1週間前後で抜糸のためにご来院いただきます。
    洗顔は当日から可能ですが創部は避けてください、メイクは抜糸翌日から可能です。
    シャワーは、当日から可能ですが、鼻は血流が多い器官です。出血の遷延を防ぐため、術後3日前後はシャワーの温度をぬるめに設定してください。
    その後の通院は基本的には必要ありませんが、気になる症状がある場合はいつでもご来院ください。

鼻柱基部軟骨移植治療のリスク・副作用

腫れ、赤み、痛みなど
内出血
血腫
感染
傷跡が残る可能性
左右差が生じる
傷跡の凹みや段差ができる
傷跡の盛り上がりができる
化膿する
鼻孔縁が上がりすぎていると感じる
中縫いの糸が露出する
傷が開く
鼻孔縁の乱れ
皮膚の部分壊死
術後しばらくの間、つっぱり感を感じる

【注意事項】

鼻柱基部軟骨移植術では、鼻の穴のふちを切るので、傷の赤みや硬さが一時的に出ることがあります。
ダウンタイム中に傷に負担がかかると瘢痕として残る可能性もあります。
細かい血管が傷つくと、皮膚の下で出血し、小鼻が紫色や緑色になりますが、1~2週間で消失します。

鼻整形をした際の基本
術後1週間は入浴や飲酒を控える
術後1ヶ月は、激しい運動やサウナ、長時間のメガネ着用、お顔のマッサージ、強く鼻をかむ、強く鼻を触る、うつぶせ寝、歯の治療は避ける
鼻の中に傷があるため、花粉症やアレルギーなどで鼻水が出る場合は、内服薬を服用し、極力鼻水が出ないように注意をする

鼻柱基部軟骨移植のよくある質問

  • 鼻柱基部軟骨移植手術に痛みはありますか?

    麻酔を行うため、手術自体に痛みはありません。

  • 鼻柱基部軟骨移植の料金