二重埋没法完全ガイド|腫れ・持続・裏留め・自然癒着法・失敗修正まで医師が解説
二重埋没法は、切らずに二重を作る美容外科手術です。
アイプチやアイテープを毎日使っている方、左右差が気になる方、奥二重を少しだけ広げたい方、他院で受けた埋没法が取れてしまった方など、多くの方に選ばれている二重整形です。
一方で、二重埋没法にはいろいろな情報があります。
「埋没法は3回までしかできない」
「裏留めは危ない」
「自然癒着法が一番いい」
「腫れない埋没法は高い」
「年齢が上がると埋没法はできない」
「取れたら切開しかない」
このような説明を受けて、不安になって当院に相談に来られる方も少なくありません。
結論からいうと、二重埋没法はとても良い施術です。ただし、誰にでも同じ方法をすれば良いという施術ではありません。
まぶたの厚み、皮膚のたるみ、目を開く力、蒙古ひだの強さ、希望する二重幅、過去の埋没法の回数、糸の残り方、眼瞼下垂症状の有無。
こういった要素を細かく見たうえで、方法とデザインを選ぶ必要があります。
博多もへじのクリニックでは、二重埋没法だけでなく、二重切開法、眼瞼下垂手術、目頭切開、修正手術まで幅広く行っています。
私は二重切開法にも絶対の自信があります。
だからこそ、二重埋没法でいける症例、二重埋没法では無理をしない方がよい症例、切開法を考えた方がよい症例を、かなり細かく判断しています。
今回は、二重埋没法についてできるだけわかりやすく、しかし表面的ではなく、かなり深いところまで解説します。
福岡・博多で二重埋没法を検討されている方はもちろん、他院修正、韓国で受けた埋没法の抜糸、40代・50代以降の二重埋没法を検討されている方にも参考になる内容です。
二重埋没法とは
二重埋没法とは、まぶたの中に医療用の糸をかけて、二重のラインを作る手術です。
皮膚を切開しないため、二重切開法に比べるとダウンタイムが短く、比較的受けやすい二重整形です。
毎朝アイプチやアイテープで二重を作っている方にとっては、二重埋没法によって日常がかなり楽になります。
・メイク時間が短くなる
・アイプチでまぶたが荒れにくくなる
・伏し目になったときの不自然さが減る
・汗や涙でラインが崩れる心配が減る
こういった変化は、毎日の生活の中でかなり大きいものです。
二重埋没法は「切らない二重整形」と表現されることが多いですが、実際にはまぶたの中に糸を通す医療行為です。そのため、簡単そうに見えても、医師の技術や診断力によって仕上がりは大きく変わります。
とくに大事なのは以下の4つです。
- どこにラインを作るか
- どの方法で固定するか
- 糸をどの強さで結ぶか
- 目の開きに悪影響が出ていないか
二重埋没法は「糸で留めるだけ」の施術ではありません。
まぶたの構造を理解し、目の開き、皮膚の余り、脂肪の量、二重ラインの入り方を見ながら行う、非常に繊細な施術です。
二重埋没法が向いている人
二重埋没法が向いているのは、次のような方です。
- アイプチやアイテープで二重が作れる方
- まぶたの皮膚が比較的薄い方
- 皮膚のたるみが強すぎない方
- 切開に抵抗がある方
- ダウンタイムを短くしたい方
- 自然な二重にしたい方
- 将来的に幅変更の可能性も残したい方
- 片目だけ左右差を整えたい方
- 以前の埋没法が取れてしまった方
アイプチでしっくりくるラインがある方は、二重埋没法との相性が良いことが多いです。
アイプチで作っているラインを参考にしながら、そのラインを埋没法で形にできることがあります。
また、二重埋没法は二重切開法と違って、希望があれば将来的に幅を変更できる可能性があります。
もちろん何度も安易にやり直せばよいというものではありません。
しかし、ライフスタイルや好みの変化に合わせて、二重幅を調整できる可能性があることは、二重埋没法の大きなメリットです。
博多もへじのクリニックでは、すべての二重埋没法に保証年数制限なしのかけ直し保証が1回分ついています。
流行を知りながらも、流行に振り回されない。
その方の目元に一番似合うラインを探す。
これが当院の二重埋没法の基本方針です。
二重埋没法が向いていないことがある人
二重埋没法は良い施術ですが、すべての方に万能ではありません。
以下のような場合は、二重埋没法だけでは満足度が下がることがあります。
- まぶたの皮膚のたるみが強い
- まぶたがかなり厚い
- 脂肪が多い
- かなり広い二重幅を希望している
- 目の開きが弱い
- 眼瞼下垂症状がある
- 過去の埋没糸が多数残っている
- すでに何度も埋没法を受けている
- 食い込みを極端に浅くしたい
- 完全に取れない二重を希望している
特に重要なのは目の開きです。
二重埋没法の糸は、まぶたの中に固定されます。
そのため、糸のかけ方や結び方によっては、まぶたが鎧を着たような状態になり、目を開く力に影響することがあります。
二重埋没法を1回受けただけでも、少なからず目の開きに影響が出ることがあります。
これは回数だけの問題ではありません。
1回目でも眼瞼下垂症状が出る方もいれば、複数回受けても目の開きが保たれる方もいます。
大切なのは「何回目か」ではなく、「今のまぶたがどういう状態か」です。
当院では、二重埋没法だけでなく眼瞼下垂手術も行っているため、まぶたの中の構造や開瞼機能をかなり細かく見ながら適応を判断しています。

二重デザインの種類
二重埋没法のデザインには、主に以下の種類があります。
- 末広二重
- 平行二重
- ミックス二重
- 奥二重
- 極狭二重
- 幅広二重
それぞれ印象が異なります。
末広二重

目頭側は二重幅が狭く、目尻側に向かって少しずつ幅が広がる二重です。
日本人のまぶたに自然になじみやすく、ナチュラルな印象になりやすいデザインです。
最近は韓国系アイドルやアーティストでも、自然な末広二重や一重に見えるような奥二重の雰囲気が人気です。
10年ほど前は平行二重、4〜5年前はミックス二重が流行していましたが、最近はより自然で作り込みすぎない二重が好まれる傾向があります。
平行二重

目頭から目尻まで二重幅が比較的一定に見えるデザインです。
華やかでメイク映えしやすい印象になります。
ただし、蒙古ひだが強い方が無理に平行二重を作ると目頭側に不自然な食い込みが出たり、ハム目感が出たりすることがあります。
平行二重を希望する場合は、目頭切開との組み合わせを検討することもあります。
ミックス二重

末広二重と平行二重の中間のようなデザインです。
目頭側はやや控えめで、中央から目尻にかけて幅が出るようなラインです。
自然さと華やかさのバランスが取りやすいデザインです。
奥二重

二重ラインはあるものの、正面から見ると二重幅がかなり狭く見えるデザインです。
「整形感を出したくない」
「とにかくバレたくない」
「ハム目感を一切出したくない」
という方には、奥二重や極狭二重が向いていることがあります。
最近人気の自然な末広二重
最近、二重埋没法のデザインで人気が高いのは、自然な末広二重です。以前はくっきりした平行二重にしたいという希望が多い時期もありました。
その後、平行と末広の中間のようなミックス二重が流行しました。
最近は、韓国系アイドルやアーティストのような自然で抜け感のある目元を希望する方が増えています。

末広二重の良さは、顔全体になじみやすいことです。
・二重だけが目立ちすぎない
・メイクで変化を出せる
・年齢を重ねても違和感が出にくい
・素顔でも自然に見えやすい
こういったメリットがあります。
もちろん、流行だけでデザインを決めるべきではありません。
その方の骨格、蒙古ひだ、まぶたの厚み、目の開き、眉との距離、希望する雰囲気によって、似合う二重は変わります。
当院では流行を知ったうえで、流行に左右されすぎない普遍的なデザインを大事にしています。
「今っぽいけど、数年後に見てもきれい。」
これが理想だと思っています。
奥二重は二重埋没法で作れるか
二重埋没法で奥二重を作ることは可能です。
睫毛のキワから5mm程度の位置で二重を作ると、かなり高い確率で奥二重に近い仕上がりになります。
奥二重は、二重整形をした感を出したくない方に向いています。
- とにかくバレたくない
- 自然に目元を整えたい
- 幅広二重は似合わない気がする
- ハム目が怖い
- 男性で自然な変化を希望している
- 一重に近い雰囲気を残したい
こういった方には、極狭の二重埋没法が良い選択になることがあります。ただし、奥二重を作る場合は、方法選びが大切です。どんな埋没法でも良いわけではありません。
当院では、極狭二重を作る場合に「瞼板法2線留め」を選ぶことがあります。
瞼板法2線留めは、他の方法に比べて極狭二重が自然に見えやすいと考えています。
料金も控えめに設定しやすく、自然な変化を希望する方にとっては、かなり良い方法だと思います。
表留め・裏留め・自然癒着法の違い
二重埋没法にはさまざまな方法があります。大きく分けると、次のように考えるとわかりやすいです。
| 方法 | 特徴 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 表留め | 皮膚側から糸を留める一般的な方法 | 幅広く対応できる | 皮膚側に針穴ができる |
| 裏留め | 結膜側から留める方法 | 表に傷ができない、直後からメイクしやすい | 抜糸にコツが必要 |
| 自然癒着法 | 二重ラインに沿って糸を交叉させる方法 | デザイン再現性、持続力に優れる | 本物の自然癒着法か確認が必要 |
| 瞼板法 | 瞼板に固定する方法 | 極狭二重や奥二重と相性が良い | 幅広には向かないことがある |
| 挙筋法 | 挙筋腱膜側に固定する方法 | 食い込みを調整しやすい | 技術差が出やすい |
患者様にとって大事なのは、方法の名前だけで選ばないことです。
「裏留めだから良い」
「自然癒着法だから良い」
「高い方法だから良い」
という単純な話ではありません。
大切なのは、自分のまぶたにその方法が合っているかどうかです。
同じ自然癒着法という名前でも、クリニックによってやり方が違うことがあります。
中には通常の点留め埋没法に近い方法を自然癒着法という名前で提供しているケースもあります。
方法名よりも、実際にどのように糸を通してどのようにラインを作るのかが大事です。
裏留め二重埋没法とは
裏留め二重埋没法とは、皮膚表面に針穴を作らず結膜側から糸を留める二重埋没法です。経結膜式二重埋没法とも呼ばれます。
大手美容外科では、クイックコスメティーク法、シークレット法などの名称で行われていることもあります。
裏留めの大きなメリットは、表に傷ができないことです。
そのため、目を閉じても施術直後からまぶたの表面がツルツルで、当日からメイクが可能なことがあります。

「とにかくバレたくない」
「翌日から人に会う予定がある」
「まぶた表面に針穴を作りたくない」
という方にはかなり魅力的な方法です。
裏留めは危ないのか
裏留めについては、
「結び目が眼球側にあるから危ない」
「角膜を傷つけるのではないか」
という情報を見かけることがあります。
しかし、慣れた医師が適切に行う裏留めであれば、通常の二重埋没法以上に眼球へ悪影響があるとは考えていません。
理由は、通常の表留め埋没法でも糸そのものはまぶたの裏側に存在するからです。
つまり、裏留めだけが特別に「眼球側に糸がある」わけではありません。
もちろん、どんな埋没法でも糸の露出や異物感、炎症などのリスクはゼロではありません。
しかし、裏留めだから特別に危険という説明は、少し単純化しすぎだと思います。
裏留めのデメリット
裏留めの最大のデメリットは、抜糸にコツが必要なことです。
もし将来的に抜糸が必要になった場合、裏留めを理解している医師でないと対応が難しいことがあります。
通常の表留めの抜糸とは段取りが異なります。
そのため、裏留めを受ける場合は抜糸まで含めて対応できる医師に任せることが大切です。
裏留めは取れやすいのか
「裏留めは持続力が弱い」と説明されることがありますが、当院の考えではこれは正確ではありません。むしろ裏留めは、表留めと比べて持続力が強いと考えています。
理由は、裏留めでは真皮にしっかりと糸を掛けやすいからです。
二重埋没法は、二重ラインの皮膚側にしっかり固定がかかることで食い込みが安定します。
表留めでは難しい真皮をすくう動作が、裏留めでは行いやすいことがあります。
しっかりとした裏留めは本当に取れにくいです。
これは、裏留めを多く行っている医師ほど実感しているメリットだと思います。
自然癒着法とは
自然癒着法は韓国で生まれた言葉です。日本での正式名称に近い表現としては、多線状交叉法といえます。
二重ラインに沿って糸を交叉させながら運針し、1本の糸で二重のラインを作る方法です。
自然癒着法の大きなメリットは、デザイン再現性が高いことです。点で留めるというより、線でラインを作るイメージに近くなります。
そのため、目頭側から目尻側まで、希望する二重ラインを比較的きれいに再現しやすい方法です。
自然癒着法が向いている人
自然癒着法は次のような方に向いています。
- デザインを重視したい方
- 長持ちしてほしい方
- 目頭側・目尻側までラインをきれいに出したい方
- 皮膚のたるみが少しある方
- 40代以降で二重幅を整えたい方
- 過去に点留めで取れたことがある方
自然癒着法は、特に皮膚のたるみが少しある症例でもラインが出やすいことがあります。
40代以降で二重幅が狭くなってきた方、皮膚がまつげにかぶさってきた方にとっても有効な選択肢になることがあります。
本物の自然癒着法かどうか
注意が必要なのは、自然癒着法という名前だけでは中身がわからないことです。クリニックによって方法が少しずつ異なります。
中には、通常の点留め埋没法に近い方法を自然癒着法という名前で提供しているケースもあるようです。
自然癒着法を選ぶ場合は、
- 糸はどのように通すのか
- 何点で留めるのか
- 線状に固定するのか
- 目頭側と目尻側までデザイン通りに出せるのか
- 抜糸は可能なのか
こういった点を確認した方がよいです。
裏留め自然癒着法
博多もへじのクリニックでは、裏留めの自然癒着法を行うことができます。
これは、表に傷を作らずに自然癒着法のようなデザイン性を狙う方法です。
かなり繊細な技術が必要ですが、傷ができない二重埋没法の中ではデザイン性に優れた方法だと考えています。
「直後からメイクしたい」
「表に針穴を作りたくない」
「でもデザインも妥協したくない」
という方には良い選択肢になることがあります。
博多もへじのクリニックの二重埋没法
博多もへじのクリニックでは、二重埋没法を非常に丁寧に行っています。
当院の特徴は、単に流行りの方法を取り入れていることではありません。まぶたの構造を理解したうえで、症例ごとに方法を選んでいることです。
私は20年近く、マイクロサージェリーの現場で働いてきました。
心臓血管外科、形成外科、美容外科の領域で、細かい組織を扱う手術に長く関わってきました。
そのため、持針器、セッシ、高周波、針、糸といった手術器具の扱いにはかなりこだわりがあります。
二重埋没法は小さな手術です。しかし、小さな手術だからこそ、細かい差が仕上がりに出ます。
- 針をどの角度で入れるか
- どの深さを通すか
- 糸をどれくらい締めるか
- 結び目をどこに置くか
- 左右で食い込みをどう合わせるか
- 目を開けたときのラインをどう読むか
こういった一つ一つの操作が仕上がりを左右します。
当院ではマイクロ機器を応用しながら、できるだけ繊細に二重埋没法を行っています。
二重埋没法の仕上がりは、一つ一つの努力と経験の積み重ねです。
二重埋没法はどれくらい腫れるか
二重埋没法を検討される方が最も気にされることの一つが「腫れ」です。
よくある不安は、次のようなものです。
- 二重幅を広くしたいけど腫れたらどうしよう
- バレない二重埋没法はあるのか
- 腫れない方法は高いのか
- 下手な先生にあたったらどうしよう
- 仕事や学校はいつから行けるのか
二重埋没法の腫れには個人差があります。
ただし、当院の二重埋没法では予定外の内出血や医師の技量不足がない限り、強い腫れではなく、泣いた後のむくみ感程度で済むことも多いです。
もちろん、幅広の二重にする場合やまぶたが厚い場合、過去の埋没糸がある場合、内出血が出た場合は腫れが目立つことがあります。
腫れが少ない傾向にある人
以下のような方は腫れやむくみが少ない傾向があります。
- もともとあるシワや線を活かせる方
- まぶたの皮膚が薄い方
- 窪み目気味の方
- 目を開ける力が強い方
- 狭めの二重幅を希望する方
- まぶたの脂肪が少ない方
逆に、幅広二重を希望する方、まぶたが厚い方、目の開きが弱い方は腫れや食い込みが目立ちやすくなります。
裏留めでなくても針穴は目立つのか
裏留めは表に針穴ができないため、直後の見た目に優れています。ただし、裏留めでなくても目を閉じたときの針穴は目立たないことの方が多いです。
もちろん、直後から完全にまぶた表面をきれいに見せたい方には裏留めが向いています。
しかし、表留めだから必ずバレるというわけではありません。
方法だけでなく、医師の操作、糸の扱い、内出血を起こさない工夫が大切です。
二重埋没法の持続期間
二重埋没法は永久に取れない施術ではありません。
糸で固定する手術である以上、時間とともにラインが浅くなったり、取れたりすることがあります。
ただし、持続期間にはかなり個人差があります。
数ヶ月で取れてしまう方もいれば、10年以上安定している方もいます。
持続力に影響する要素は、以下の通りです。
- まぶたの厚み
- 皮膚のたるみ
- 脂肪の量
- 希望する二重幅
- 目をこする癖
- アイメイクの落とし方
- 糸のかけ方
- 固定の強さ
- 方法の選択
- 医師の技術
広い二重幅ほど一般的には取れやすくなります。
これは、無理に高い位置で二重を作るほどまぶたの組織にかかる負担が大きくなるからです。
自然なラインで、まぶたの構造に合った位置に固定すれば、二重埋没法は長持ちしやすくなります。
取れにくい二重埋没法とは
取れにくい二重埋没法とは、単に糸を強く結ぶことではありません。
強く結べば取れにくくなるように思えますが、強く結びすぎると食い込みが強くなったり、目の開きに悪影響が出たりすることがあります。
大切なのは、適切な場所に、適切な深さで、適切な力で固定することです。
当院では、自然癒着法や裏留めを含め、症例に合わせて持続力と自然さのバランスを考えています。
二重埋没法は何回までできるか
「二重埋没法は3回までしかできないと説明されました。」
当院には、このような相談がたびたびあります。
結論からいうと、医学的に二重埋没法は3回までと決まっているわけではありません。
二重埋没法は、何回以上やると必ず危険というものではありません。大切なのは回数ではなく、目の開きが保たれているかどうかです。
ドクターストップの判断基準
二重埋没法でドクターストップを考えるべきなのは、眼瞼下垂症状が出たときです。
・まぶたが重くなる
・目が開きにくい
・眠そうに見える
・額に力を入れて目を開ける
・二重幅が不自然に広く見える
このような症状が出た場合は、糸が目の開きに悪影響を与えている可能性があります。その場合、躊躇なく抜糸を検討することが大切です。
術後2週間以内に二重埋没法の抜糸を行えば、下垂症状はほとんどの場合で改善軽快します。
ただし、判断が遅れると回復に時間がかかることがあります。
ここの判断は非常に重要です。
1回でも下垂症状が出ることはある
二重埋没法は、複数回行ったから必ず悪いというものではありません。逆に、1回目でも眼瞼下垂症状が出ることがあります。
糸をかける場所、糸を結ぶ力、まぶたの構造、目を開ける力によって影響は変わります。
「3回まで」という単純な基準ではなく「今の目がどういう状態か」を見ることが大事です。
博多もへじのクリニックでは、複数回の二重埋没法を受けた方、他院でこれ以上は無理と言われた方の診察も多く行っています。
正しい診断と正しい知識があれば、まだ二重埋没法で対応できるケースもあります。
一方で、無理をせず二重切開法をおすすめした方がよいケースもあります。
片目だけの二重埋没法
二重埋没法は片目だけでも行うことができます。

よくある相談は次のようなものです。
- 生まれつき二重に左右差がある
- 片目だけ埋没法が取れてしまった
- 二重切開法後に片側の幅だけ気になる
- 片目だけ皮膚がたるんできた
- 片目だけ奥二重が強い
片目だけの二重埋没法で難しいのは「左右差の調整」です。二重埋没法を受けてすぐの時期は二重の食い込みが強く、幅も広く見えがちです。
片目だけ行う場合、術直後の幅ではなく、腫れが引いた後の完成を予測しながらデザインする必要があります。
当院では、幅感だけでなく、食い込み具合も可能な限り左右差が少なくなるように調整します。
片目だけだから簡単というわけではありません。むしろ、もう片方の目に合わせる必要があるため、かなり繊細な判断が必要です。
40代・50代以降の二重埋没法
年齢とともにまぶたの皮膚はたるみます。
・二重幅が狭くなる
・まつげに皮膚がかぶさる
・目尻のたるみが目立つ
・昔より目が小さく見える
・アイラインが隠れる
このようなお悩みで二重埋没法を検討される方は多いです。
しかし、美容外科に相談すると、二重切開法、上まぶたのたるみ取り、眉下切開、眼瞼下垂手術などを勧められることもあります。
では、二重埋没法は何歳までできるのでしょうか。
結論として、年齢だけで二重埋没法ができないとは言えません。50歳以上でも、二重埋没法できれいに仕上がる方はいます。
ただし、若い方に比べると満足度が下がる条件もあります。
私は50歳以上の症例に対する二重埋没法の満足度を調べ、2022年の日本美容外科学会総会で発表したことがあります。
一番きれいにラインが出る自然癒着法で二重埋没法を行った場合、50歳以上の方の満足度は75%でした。
通常の私の二重埋没法の満足度は95%以上ですので、50歳以上では少し満足度が下がる結果でした。
不満足の主な理由は「仕上がりの厚ぼったさ」「線のガタツキ」でした。
研究と経験から、たるみが多いと二重埋没法の結果として厚ぼったさやガタツキが出やすいことがわかっています。
そのため、40代・50代以降の二重埋没法では適応判断がとても重要です。
50代でも埋没法が向いているケース
- 皮膚のたるみが軽度
- まぶたが薄い
- 目の開きが良い
- 希望する幅が広すぎない
- もともと二重のラインがある
- 自然癒着法でラインが出やすい
このような場合は、50代以降でも二重埋没法で満足度が高くなることがあります。
切開系を考えた方がよいケース
- 皮膚のたるみが強い
- まつげに皮膚が大きくかぶっている
- 目の開きが弱い
- 眉を上げて目を開けている
- 二重埋没法では厚ぼったくなりそう
- 余った皮膚を取らないと改善しにくい
このような場合は、二重切開法、眉下切開、眼瞼下垂手術などを検討した方がよいことがあります。
当院では、50歳以上でも二重埋没法できれいに完成できるかどうかを一例一例詳しく診察しています。
二重埋没法で浅い食い込みは作れるか
二重埋没法でできる二重はアイプチやアイテープとは違って、しっかり食い込むラインになります。
本来、二重とは、皮膚とまぶたの内部構造が連動して目を開けたときにラインが折り込まれる状態です。そのため、生まれつきの二重でも、二重切開法でも二重埋没法でもある程度の食い込みはあります。
では、二重埋没法で浅い食い込みの二重を作ることはできないのでしょうか。
答えは、できます。
とくに挙筋法と呼ばれる方法では糸を結ぶ力を微調整することで、食い込みの浅い二重を作ることがあります。これは、幅広の二重を作るときのハム目対策としても応用するテクニックです。
ただし、力加減がとても難しい方法です。
・弱すぎると取れやすい
・強すぎると食い込みが強い
・位置が悪いと開瞼に影響する
そのため、浅い食い込みを希望する場合こそまぶたの構造を理解した医師に相談することが大切です。
他院で難しいと言われた方でも、診察してみると対応できることがあります。
韓国で受けた二重埋没法の抜糸
韓国で美容整形を受けた後、アフターフォローに悩まれる方は多いです。
・LINEやDMでコンシェルジュとやり取りする
・症状を言語化して送る
・医師と直接話せない
・日本で診てくれるクリニックが見つからない
こういった不安を抱えて当院に相談される方もいます。
博多もへじのクリニックでは、韓国で受けられた二重埋没法の抜糸にも対応しています。

抜糸後の経過についても、責任をもってアフターフォローしています。
韓国の二重埋没法は、日本の二重埋没法と大きく異なるわけではありません。そもそも二重埋没法を考え出したのは日本の美容外科医です。
ただし、自然癒着法については日本と韓国でやり方が異なる場合があります。
韓国の自然癒着法では眼輪筋という組織を一部処理して、内部の癒着が起こりやすくなるようにする場合があります。
私の経験では、韓国式の自然癒着法を抜糸しても元に戻らなかった方は今までいらっしゃいません。そのため、眼輪筋を削ることの意味については少し疑問もあります。
ただし、日本のものより強固になる印象はあります。
韓国で受けた二重埋没法の仕上がりが気に入らない場合、日本で受けたときより不安が大きくなると思います。
そういう場合は、まずは一度ご相談ください。
二重埋没法と目頭切開の同時施術
二重埋没法と目頭切開は同日に行うことができます。
この組み合わせは、目元の印象をより大きく変えたい方に効果的です。
とくに以下のような方に向いています。
- 目を大きく見せたい
- 蒙古ひだが強い
- 平行二重にしたい
- 目頭側の二重ラインをきれいに出したい
- 離れ目感を改善したい
- 二重埋没法だけでは目頭側のラインが出にくい
目頭切開は、蒙古ひだを調整する手術です。

蒙古ひだが強い方が無理に平行二重を作ると、目頭側に不自然な食い込みが出ることがあります。
そのような場合、目頭切開を組み合わせることで、より自然に平行二重やミックス二重を作れることがあります。
目頭切開の傷について
目頭切開は皮膚を切開する手術です。そのため、多かれ少なかれ傷はできます。
ただし、傷をどこに置くか、どのように縫合するかによって術後の見え方は変わります。
博多もへじのクリニックでは、
- 傷跡をヘリの部分に隠す方法
- 二重ラインに忍ばせる方法
- 蒙古ひだの裏側からアプローチする方法
など、複数の目頭切開を用意しています。
施術前には、効果、見た目の変化、傷の程度について詳しく説明します。
当院では心臓外科譲りのマイクロ機器を用いた目頭切開も行っています。
細かい器具を使い、組織を丁寧に扱うことは、傷の治りや術後の見た目にとって大きな意味があります。

二重埋没法と目頭切開を同時に行うことで、一度にダウンタイムを乗り越えられることもメリットです。
二重埋没法の失敗・修正
二重埋没法は良い施術ですが、失敗や不満足が起こることもあります。よくある相談は以下の通りです。
- 二重幅が広すぎる
- 二重幅が狭すぎる
- 左右差がある
- 食い込みが強すぎる
- ハム目になった
- 目が開きにくい
- 糸玉が目立つ
- すぐ取れた
- ラインがガタガタ
- 奥二重になりすぎた
- 眠そうに見える
- 抜糸したい
幅が広すぎる
二重幅が広すぎる場合、腫れが原因で一時的に広く見えていることもあります。ただし、時間が経っても不自然に広い場合はライン設定が合っていない可能性があります。
とくに目の開きが弱い方に幅広二重を作ると、眠そうな印象やハム目感が出やすくなります。
食い込みが強すぎる
食い込みが強すぎる場合は、糸を結ぶ力が強い、固定位置が深い、まぶたの構造に合っていないなどの原因が考えられます。
術直後はある程度の食い込みがありますが、時間が経っても強すぎる場合は修正を検討します。
目が開きにくい
二重埋没法後に目が開きにくい場合は注意が必要です。眼瞼下垂症状が出ている可能性があります。
この場合、必要であれば早めの抜糸が大切です。
術後2週間以内であれば、多くの場合で改善軽快が期待できます。
すぐ取れた
二重埋没法がすぐ取れる原因には、以下があります。
- 幅が広すぎた
- まぶたが厚い
- 目をこする癖がある
- 固定が弱い
- 方法が合っていない
- 皮膚のたるみが強い
- 糸のかけ方が適切でない
すぐ取れたからといって、必ず切開しかないわけではありません。方法を変えれば、再度二重埋没法で対応できることもあります。
抜糸と再施術
二重埋没法の修正では、抜糸が必要な場合があります。
・抜糸してから再度かけ直す
・別の方法で固定する
・二重切開法に切り替える
・眼瞼下垂手術を検討する
どの選択肢が良いかは、診察して判断します。当院では、他院修正のご相談も多くいただいています。
「もう埋没法はできないと言われた」
「切開しかないと言われた」
「韓国で受けた埋没法を抜糸したい」
こういった方も、一度ご相談ください。
二重埋没法のよくあるご質問
Q. 二重埋没法は3回までしかできませんか?
いいえ。医学的に3回までと決まっているわけではありません。大切なのは回数ではなく、目の開きが保たれているかどうかです。眼瞼下垂症状が出ている場合は、抜糸や別の方法を検討する必要があります。
Q. 二重埋没法は何回までできますか?
明確な上限はありません。ただし、過去の糸の残り方、まぶたの状態、目の開きによって判断が変わります。複数回受けている方は、診察で慎重に確認する必要があります。
Q. 二重埋没法は取れますか?
取れることがあります。糸で固定する施術である以上、永久に取れないとは言えません。ただし、方法やデザイン、まぶたの状態によって持続力は大きく変わります。
Q. 裏留めは危ないですか?
慣れた医師が適切に行う裏留めであれば、通常の二重埋没法以上に危険というわけではありません。ただし、抜糸にコツが必要なので、裏留めに対応できる医師を選ぶことが大切です。
Q. 裏留めは取れやすいですか?
当院では、裏留めは表留めより持続力が強いと考えています。真皮にしっかり糸を掛けやすいことが理由です。
Q. 自然癒着法は一番良い方法ですか?
自然癒着法は非常に良い方法です。特にデザイン再現性や持続力に優れています。ただし、すべての方に必ず一番良いわけではありません。まぶたの状態に合わせて方法を選ぶ必要があります。
Q. 奥二重は作れますか?
作れます。睫毛のキワから5mm程度の位置で二重を作ると、奥二重に近い仕上がりになりやすいです。自然さやバレにくさを重視する方に向いています。
Q. 片目だけでもできますか?
できます。片目だけの二重埋没法は、左右差を整える目的で行うことがあります。ただし、もう片方の目に合わせる必要があるため、繊細な調整が必要です。
Q. 50代でも二重埋没法はできますか?
できます。ただし、皮膚のたるみが強い場合は、厚ぼったさやラインのガタツキが出やすくなります。診察で適応を判断することが大切です。
Q. 腫れはどれくらいですか?
個人差がありますが、当院では予定外の内出血などがなければ、泣いた後のむくみ感程度で済むことも多いです。幅広二重やまぶたが厚い方では腫れが目立つことがあります。
Q. 当日からメイクできますか?
裏留めの場合は、表に傷ができないため当日からメイクできることがあります。表留めの場合は、状態を見ながら医師の指示に従ってください。
Q. コンタクトはいつから使えますか?
術後の状態によります。違和感や腫れがある時期は無理をせず、医師の指示に従ってください。
Q. 二重埋没法後に目が開きにくい場合はどうすればよいですか?
早めに診察を受けてください。眼瞼下垂症状が出ている場合は、抜糸を検討することがあります。特に術後早期の判断が重要です。
Q. 韓国で受けた埋没法の抜糸はできますか?
当院では対応しています。韓国式自然癒着法など、通常と異なる方法の場合もありますので、診察で糸の状態を確認します。
Q. 二重埋没法と目頭切開は同時にできますか?
できます。同日に行うことで、目元の印象をより大きく変え、一度にダウンタイムを乗り越えることができます。
福岡で二重埋没法なら博多もへじのクリニックにご相談ください
二重埋没法は、切らずに二重を作るとても良い施術です。
ただ、私は二重埋没法を「簡単な手術」とは思っていません。小さな針穴から行う手術だからこそ、医師の考え方、器具の扱い、糸の通し方、結び方、診断力がすべて出ます。
二重埋没法で大切なのは、流行の方法を選ぶことではありません。自分のまぶたに合った方法を選ぶことです。
最近は自然な末広二重や奥二重が人気です。その一方で、華やかな平行二重が似合う方もいます。
自然癒着法が向いている方もいれば、裏留めが向いている方もいます。極狭二重なら瞼板法2線留めが良いこともあります。
過去に何度も埋没法を受けていても、まだ埋没法でいける方もいます。逆に、1回目でも抜糸した方がよい方もいます。
つまり、二重埋没法は「何法が一番良いか」ではなく「誰に、どの方法を、どのラインで、どの強さで行うか」が大切です。
博多もへじのクリニックでは、二重埋没法だけでなく、二重切開法、眼瞼下垂手術、目頭切開、修正手術まで含めて診察しています。だからこそ、無理に埋没法だけをすすめることはありません。
埋没法で良い方には、埋没法を。
切開法の方が良い方には、切開法を。
抜糸が必要な方には、抜糸を。
その方にとって一番良い選択肢を、できるだけ正直にお伝えしたいと思っています。
・良い仕上がりの二重埋没法を受けたい方
・他院で難しいと言われた方
・韓国で受けた二重埋没法の経過が不安な方
・自然で長持ちする二重を希望される方
ぜひ一度、博多もへじのクリニックにご相談ください。今までのクリニックとは違う満足が得られると思います。

博多もへじのクリニックは美容クリニックにありがちな営業を一切排除し、患者様のニーズにとことん向き合う高品質な医療を提供する美容外科クリニックです。
美容外科の枠に収まらない元心臓外科医の院長 村田将光医師の技術力と、カウンセリングで患者様の希望をとことん読み取る高いデザイン力は、博多もへじのクリニックの大きな特徴となっています。
福岡で二重整形なら、ぜひ一度博多もへじのクリニックにご相談ください。
当院は博多駅筑紫口から徒歩1分!
アクセスも抜群で、九州全域・東京・大阪など、福岡県外に住まれている方にも大変多くご来院いただいております。
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自然の光がふり注ぐ明るく風通しの良いクリニックで、皆さまのご来院を心よりお待ちしております。
