ボトックス注射
ボトックス注射は、美容医療でもっともポピュラーな施術の一つです。
実はボトックス注射は美容医療だけではなく、一般的な病院でも治療として(眼瞼痙攣や痙性症状などの改善に)用いられています。
ボトックス注射の効果をわかりやすくまとめると、
①シワをできにくくする
②筋肉の盛り上がりを抑える
③汗を減らす
この3つです。
細い針でチクッと注射するだけで、約3~4ヶ月にわたって効果がみられます。
①シワをできにくくする
ボトックス注射はお顔のシワを目立たなくする効果が期待できます。
表情ジワといって、表情にあわせて見えてしまうシワに対してボトックスはとても効果的です。
笑った時の目尻や目の下、困ったときの眉間、眉を上げたときのおでこなど、鏡で見たときに気になる表情ジワのほとんどに効果が期待できます。
また、博多もへじのクリニックではマイクロボトックスという注入法も行っており、筋肉にほぼ影響を与えずに小じわや皮膚の脂、毛穴の開きをナチュラルに改善するボトックスメニューもご用意しています。
②筋肉の盛り上がりを抑える
ボトックス注射は盛り上がった筋肉を抑える効果が期待できます。
噛む際に盛り上がるエラ(咬筋)、顔の筋膜を下に引っ張っている広頚筋、肩こりで張った首筋(僧帽筋)、運動で鍛えられた二の腕(三角筋、上腕二頭筋など)やふくらはぎ(腓腹筋)など、多くの筋肉にボトックス注射が可能です。
これらの筋肉へのボトックス注射は、見た目と症状緩和の両方に効果的に作用します。
なお、ボトックス注射は筋肉を減らすのではなく一時的に抑えるものなので永久的なダメージはありません。
③汗を減らす
ボトックス注射は汗腺に作用して汗の量を減らす効果が期待できます。
頭皮やワキ、手のひらなど汗が出すぎて困る場合にはボトックス注射が効果的です。
このような方におすすめ
- シワにお悩みの方
- 小顔効果やリフトアップ効果を望まれる方
- 肩こりにお悩みの方
- 汗の量を減らしたい方
施術について
施術時間 | およそ10分 |
ダウンタイム | ほとんどなし |
抜糸 | なし |
麻酔 | 笑気麻酔 ※ご希望の場合 ペンレス(貼る麻酔テープ) ※ご希望の場合 塗る麻酔クリーム ※ご希望の場合 |
リスク | アレルギー症状、頭痛、風邪様症状、スポックブロー(眉間、眉上、額)など ボツリヌストキシン治療後は女性は2ヶ月間、男性は3ヶ月間避妊をしてください |
施術を 受けられない人 |
妊娠中、妊活中の方 全身性の神経筋接合部の疾患がある方(重症筋無力症、ランバート・イートン症候群、筋萎縮性側索硬化症など) ボツリヌス毒素や血漿製剤に対する過敏症がある方 他のボツリヌス毒素製剤にて治療中の方 ※医師の診察時の判断により治療できない場合があります。 |
FAQ
ボトックス注射後1週間程度は激しい運動は控える、温泉・サウナなどは控える、アルコールを避ける、施術後24時間は患部を揉んだりこすったりしない、洗顔時にはなるべく肌を強くこすらないといったことに気を付けてお過ごしください。また、ボトックス注射後3ヶ月は避妊が必要です。
ボトックス(商品名:ボトックスビスタ)は日本の厚生労働省から認可を受けている米国アラガン社製の製剤です。
厳密にいうと、ボトックスビスタ以外は「ボトックス」という名前を用いることができず、成分名の「ボツリヌストキシン」という名前で総称されています。
ボトックスと韓国製ボツリヌストキシンの効果については私の経験上大きな違いはないと感じます。
抗体のできやすさや効果のバラつきなどの説明をするクリニックもありますが、エビデンスのあるデータ(論文)は今のところありません。
違いとして明確なのは効果ではなく、厚生労働省に認められているという信頼性と安心感、そして料金です。
ボトックス注射を行うために麻酔を使用することは可能です。
ペンレス(貼る麻酔テープ)、塗る麻酔クリーム、笑気麻酔、静脈麻酔などがあります。
併用注意のお薬を服用・使用されている方へのボトックス注射は慎重に行う必要があります。
精神安定剤や睡眠導入剤として処方されていることがあるベンゾジアゼピン系のお薬、リンコマイシン系・テトラサイクリン系・アミノグリコシド系などの抗生物質、筋肉のコリに対して処方されていることがある筋弛緩剤、下痢止めとして処方されていることがあるブチルスコポラミンなどとの併用でボトックスの作用が増強することがわかっていますので注意が必要です。
ボトックス注射に際しては、妊娠の可能性や服用している内服薬について医師と必ず情報共有をすることが大切です。
妊娠中はボトックス注射をお受けいただくことはできません。
ボトックス注射による副作用やリスクとしては、過敏症、局所的な筋力低下にともなう諸症状などがあります。
早ければボトックス注射後2~3日、遅くとも注射後1週間程度で効果を実感する方が多いです。
ボトックス注射をしても効果が弱かった場合は再度注射をすることができますが、前回の施術から3ヶ月以上期間を空けて打つようにしてください。
ボトックスの効果が強かった場合は、時間経過で効果が軽減するのを待つようにしてください。
万が一ボトックス注射後に妊娠が発覚した場合はとても心配されることと思います。私の経験も含め世界中にさまざまな症例がある中で、ボトックスの胎児への影響がしっかりと証明された報告はまだ1例もありません(2024年現在)。
流産を経験された方にボトックス注射の経験があったという事例はあるのですが、それがボトックスが原因だったという明確な因果関係は証明されていません。
妊娠中、妊活中にボトックス注射が禁止されている理由は「胎児への影響がないことが証明されていない」からです。「胎児に影響があるから」ではありません。
産科の担当医にはボトックス注射を受けた日時をお伝えいただく必要がありますが、必要以上に心配しなくてよいと思います。
はい、お受けいただけます。用法・用量にしたがって、前回のボトックス注射から3ヶ月以上期間を空けてから受けるようにしてください。
張りの強いエラには40~60単位程度のボトックス注射を行います。
1回のボトックス注射でおよそ3ヶ月間効果が期待できます。また、3ヶ月ごとに繰り返しボトックス注射をすることで持続期間が徐々に伸びていく傾向があります。
額を動かして深くなるシワの改善にはボトックス注射が有効です。すでに刻まれているシワについては脂肪注入の方が高い効果が期待できます。
あごのボトックス注射とあごへのヒアルロン酸注入は同時にするとより効果的です。ヒアルロン酸の持続期間が伸びます。
口角へのボトックス注射は口角を上げる効果が期待できます。ボトックスの効果が弱まるとともに3ヶ月程度でもとの口角に戻ります。アヒル口の状態を維持するために、口角挙上や唇ヒアルロン酸注入も検討するとよいでしょう。
パンパンに張っている肩・肩こりにはボトックス注射が有効です。
ふくらはぎ(腓腹筋)へのボトックス注射ではまれに歩行に支障が出る場合(疲労感やだるさ)がありますが、ボトックス注射をしたからといって歩けなくなることはありません。
クリニックによって案内しているボトックスの量は異なりますが、ワキガ治療におけるボトックス注射の量は一般的に片側につき50単位程度です。
個人差がありますが、ワキガ治療におけるボトックス注射の効果は3~4ヶ月程度です。
ボトックス注射料金
スポンサー(フル) ¥14,700~
スポンサー(フル) ¥8,400~
スポンサー(フル) ¥6,160~
スポンサー(フル) ¥6,160~
スポンサー(フル) ¥6,160~
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スポンサー(フル) ¥8,400~
※価格は全て税込です。