蒙古ひだ

概要

目頭の皮膚を切開し、蒙古ひだの再生を行う手術です。
目頭切開によって涙丘が見えすぎてしまった方、目頭が不自然な形になってしまった方を、術前に近い状態まで戻します。

導入

蒙古ひだ形成術は主に目頭切開の手術後の方に行われる手術です。

目頭切開によって涙丘が見えすぎてしまった方、目頭が不自然な形になってしまった方を術前に近い状態まで戻します。

このような方におすすめ

平行よりMIX二重が好み

もうこひだのある目の方が好き

目頭切開で涙丘が見えすぎた

目頭切開後の目頭の形に不満がある

目頭切開で目と目の距離が近づきすぎた

もへじのクリニックの蒙古ひだ形成術

もへじのクリニックの蒙古ひだ形成術は2つの方法を使い分けて手術をしています。蒙古ひだをもとの位置に戻す方法(逆Z法といいます)、蒙古ひだは作らず涙丘をもう少し見えなくする方法(VY皮弁法といいます)の2つです。

いずれの方法も皮膚が薄く弱い部位を触る手術なので、皮膚にとことんやさしい操作を心がけることが大切です。

しくみとポイント

逆Z法は、主にZ法で行われた目頭切開術後の方に適応があります。移動された蒙古ひだをもとの位置に戻すために、以前の傷あとをそのまま切開して(形として逆Z型になります)内部の癒着を丁寧に剥離し、もとの形に戻して再縫合します。

VY皮弁法は、蒙古ひだ自体を再建することはできませんが、目頭(涙丘)をもう少し見えなくしたい、術後の傷跡がなるべく目立たないようにしたい方向けの方法です。以前お受けになった目頭切開の方法を問わず適応になります。

2つの方法とも、前回の目頭切開の際に皮膚のトリミング(切除)が行われている場合、その度合いにもよりますが見た目が元の状態には戻らないことがあります。また、前回の目頭切開の手術操作で皮膚に挫滅が起こり凸凹した皮膚になっている方は傷の治りが悪い場合があります。

術後の経過とダウンタイム

・施術時間

片目につき20分~

・麻酔

局所麻酔、笑気麻酔(希望)、静脈麻酔(希望)

・術後の通院

術後1週間前後で抜糸のためにご来院いただきます。その後の通院は基本的には必要ありませんが気になる症状がある場合はいつでもご来院ください。

・腫れ

ダメージは最小限にとどめますが術後3~5日間は腫れやむくみが出やすい時期になります。

・内出血

創を中心に内出血が出る場合があります。術直後から術後約2週間かけて無色→紫→黄色→吸収の順にひいていきます。

・メイク

アイメイクは抜糸(術後7日前後)翌日から可能です。その他の部位は当日から可能です。

・洗顔

当日から可能ですが当日は創部が濡れないようにしてください。

・シャワー

当日から可能ですが当日は創部が濡れないようにしてください。

施術料金

価格(税込)※定価もへじのメンバー割(税込)
蒙古ひだ形成術297,000249,480

術後のリスクと合併症

・傷の赤み、傷が目立つ

蒙古ひだ形成術後、おおよその見た目は術後2週間前後で完成します。蒙古ひだ形成術後の傷は通常の切り傷と同様、時間経過とともに赤みや盛りあがりが減っていきます。個人差はありますが術後3ヶ月~半年でメイクをしなくてもほとんど目立たないようになります。ただし、前回の目頭切開の手術操作で皮膚に挫滅が起こり凸凹した皮膚になっている方は傷の治りが悪い場合があります。

・元の見た目にもどらない

前回の目頭切開の際に皮膚のトリミング(切除)が行われている場合、その度合いにもよりますが見た目が元の状態には戻らないことがあります。