睫毛上皮膚切除

概要

睫毛上の皮膚を切開し、睫毛に被さる皮膚を取り除く手術です。
まつ毛がクルっと上を向くようにするだけでなく、二重のラインより下が重く見える通称「下ハム」と呼ばれる状態の改善にもこの手術が効果的です。

導入

睫毛上皮膚切除は、上まつ毛に被さっている部分の皮膚だけを取り除いて、まつ毛がクルっと上を向くようにする手術です。二重のラインより下が重く見える通称「下ハム」と呼ばれる状態の改善にも睫毛上皮膚切除が行われることがあります。

このような方におすすめ

上まつ毛を上向きにしたい

皮膚が被さってアイラインがひきにくい

目の開きをよく見せたい

二重手術後の下ハムを改善したい

もへじのクリニックの睫毛上皮膚切除

もへじのクリニックの睫毛上皮膚切除は、皮膚のあまっている部分を中心に上まつ毛の生え際ギリギリを切開し、極力傷が目立たないように手術します。

二重手術術後の下ハム状態でお悩みの方の場合は、二重手術術後のダウンタイムが十分過ぎた段階で手術をおすすめするようにしています。

しくみとポイント

まつ毛の上の皮膚のたるみは、二重手術や加齢に伴うもの、アレルギー素因で目をこすってしまう癖のある方に起こりやすいといわれています。基本は睫毛の生え際ギリギリを切開しますが、生まれつき二重の方や二重切開法術後の方の場合は二重のラインに沿って切開することでより傷が目立たなくなる場合があります。

術後の経過とダウンタイム

・施術時間

片目につき20分～

・麻酔

局所麻酔、笑気麻酔（希望）、静脈麻酔（希望）

・術後の通院

術後1週間前後で抜糸のためにご来院いただきます。その後の通院は基本的には必要ありませんが気になる症状がある場合はいつでもご来院ください。

・腫れ

ダメージは最小限にとどめますが術後3～5日間は腫れやむくみが出やすい時期になります。

・内出血

創を中心に内出血が出る場合があります。術直後から術後約2週間かけて無色→紫→黄色→吸収の順にひいていきます。

・メイク

アイメイクは抜糸（術後7日前後）翌日から可能です。その他の部位は当日から可能です。

・洗顔

当日から可能ですが当日は創部が濡れないようにしてください。

・シャワー

当日から可能ですが当日は創部が濡れないようにしてください。

施術料金

術後のリスクと合併症

・傷の赤み、傷が目立つ

睫毛上皮膚切除術後、おおよその見た目は術後２週間前後で完成します。睫毛上皮膚切除術後の傷は通常の切り傷と同様、時間経過とともに赤みや盛りあがりが減っていきます。個人差はありますが術後3ヶ月～半年でメイクをしなくてもほとんど目立たないようになります。睫毛上皮膚切除術後の傷はケロイドになりにくいので特別な軟膏や内服薬は必要ありませんが、必要に応じて処方することも可能です。

・術後の後戻り

睫毛上皮膚切除は術直後から抜糸をするまでは想定より強めの効果が出ます。理由は皮膚を縫合する際、お裁縫と同様の「縫いしろ」があるからです。抜糸後にこの縫いしろ分の効果は減弱します。