眉下リフト

概要

眉毛下の皮膚を切開し、目の上のたるみを取り除く手術です。
目元の重みやたるみを取るだけではなく、厚ぼったさを増すことなく二重の幅を自然に広げられるのが眉下リフトの特徴です。

眉下リフトは、目元の若返りに効果のある人気施術です。

目元の重みやたるみを取るだけではなく、厚ぼったさを増すことなく二重の幅を自然に広げられるのも眉下リフトの特徴です。切開を伴う施術ですが眉毛のキワぎりぎりで切開することで極力傷が目立たないようにすることができます。

また、眉下リフトは皮膚性の眼瞼下垂症の方に保険適応で行われることもありますので、目の開きに悩む方はぜひ当院にご相談ください。

このような方におすすめ

目元をスッキリとみせたい

二重の幅を自然に広げたい

眉と目の距離が離れている

目が重い

目を開けづらい

おでこのしわが気になる

年とともにアイラインがひきづらくなった

年とともに目尻が垂れてきた

もへじのクリニックの眉下リフト

眉下リフトは、形成外科的には眉毛下切開と呼ばれており、おもに皮膚性眼瞼下垂の治療として行われている手術です。

皮膚性眼瞼下垂は加齢によるものだけではなく若い方にもみられ、目が重く腫れぼったい印象、眉毛が上がってしまい間の抜けた印象になる、二重のクセがつきにくいといった悩みの原因になります。

中高年以上の方ではまぶたのハの字様変化（目尻側に優位に皮膚が垂れ下がっている）が特徴的で、生まれつき二重の方は二重の幅が徐々に狭まってきます。

もへじのクリニックではこれら重みやたるみの原因となっている眉毛の下の皮膚を切除し、内部の眼輪筋を引き上げて（リフト）、見た目と症状の改善を目指しています。

しくみとポイント

術前、ピンチテスト、重瞼棒シミュレーションでしっかりとデザインをします。

アートメイクをされている方の場合はアートメイクのラインに沿ってデザインします。

切開は、傷をまたいで毛が生えてくることを狙って毛包斜切開で行います。

眼輪筋のたるみが見られる場合はこれをタッキング（縫い縮めることです）、ROOFや眼窩脂肪が多い場合はこれを切除して、傷を丁寧に縫合します。

眉下リフトのメリットは目尻側の皮膚のたるみに強いことです。目頭側のたるみに弱いことがデメリットなので、適宜目上切開や目の上のたるみ取りを組み合わせて手術を行います。

術後の経過とダウンタイム

・施術時間

片目につき20分～

・麻酔

局所麻酔、笑気麻酔（希望）、静脈麻酔（希望）

・術後の通院

術後1週間前後で抜糸のためにご来院いただきます。その後の通院は基本的には必要ありませんが気になる症状がある場合はいつでもご来院ください。

・腫れ

ダメージは最小限にとどめますが術後3～5日間は腫れやむくみが出やすい時期になります。

・内出血

上まぶたから上まつ毛にかけて内出血が落ちてくる場合があります。術直後から術後約2週間かけて無色→紫→黄色→吸収の順にひいていきます。

・メイク

アイメイクは抜糸（術後7日前後）翌日から可能です。その他の部位は当日から可能です。

・洗顔

当日から可能ですが当日は創部が濡れないようにしてください。

・シャワー

当日から可能ですが当日はぬるめの温度で、創部が濡れないようにしてください。

施術料金

術後のリスクと合併症

・傷の赤み、傷が目立つ

眉下リフトの術後の見た目の完成は術後2週間～1か月後です。眉下リフトの傷は通常の切り傷と同様、時間経過とともに赤みや盛りあがりが減っていきます。個人差はありますが術後3ヶ月～半年でメイクをしなくてもほとんど目立たないようになります。

・術後目の上の小じわが目立つ

眉下リフトでは必要に応じて眼輪筋を引き締めたり皮膚を強く引き寄せたりします。このことが原因で術直後～抜糸後2週間程度までの間、目と眉毛の間に眉尻方向・斜めに向かう小じわを認めることがあります。

・術後目がピクピクする。

眼瞼痙攣の所見です。術中に眼輪筋を「切除」した場合に眼瞼痙攣が起こりやすいといわれています。当院では眼輪筋は切除せずタッキング（縫い縮めること）で終わらせるようにしています。

眼瞼痙攣が起こった場合はボトックス注射で症状を和らげることができます。