目の下たるみ取り

概要

下眼瞼の皮膚を切開し、目の下のたるみや脂肪を取り除く手術です。

導入

目の下のたるみ取り(下眼瞼除皺術)は、目の下のクマを改善する手術です。目の下のクマの原因になる「ふくらみ」と「たるみ」の両方を一度に改善することができます。目の下の皮膚をリフトアップすることで見た目も若くなるので、お顔全体のリフトアップにあわせて行うとさらに効果が高い施術です。

このような方におすすめ

目の下のクマを改善したい

目回りの若返りをかなえたい

目の下のふくらみがとても大きい

目の下のたるみが気になる

もへじのクリニックの目の下のたるみ取り

目の下のたるみ取りは目の下の余った部分の皮膚を切除して筋肉を引き上げ、目の下のたるみを改善する手術です。当院では皮膚の単独切除もできますし、はみ出した眼窩脂肪も同時に切除してふくらみを改善し、さらに皮膚の下のゆるんだ眼輪筋を引き上げてリフトアップ効果を出すこともできます。傷は可能な限り目立たないように、下まつ毛のキワをねらって切開するようにしています。

しくみとポイント

術前に詳しいシミュレーションとマーキングをします。皮膚を目尻側まで切開する場合は目尻のシワ(あまりよくない表現ですがカラスの足跡のことです)に合わせて切開することで術後の傷が極力目立たないようにします。眼窩脂肪、眼輪筋、皮下組織、皮膚それぞれの余分をしっかりと見極めて術後の下眼瞼外反(いわゆるアッカンベーの状態)を予防します。

術後の経過とダウンタイム

・施術時間

片目につき30分~

・麻酔

局所麻酔、笑気麻酔(希望)、静脈麻酔(希望)

・術後の通院

術後1週間前後で抜糸のためにご来院いただきます。その後の通院は基本的には必要ありませんが気になる症状がある場合はいつでもご来院ください。

・腫れ

術直後から術後3日までは腫れやむくみが強く出ることが多いです。その後約2週間かけて徐々に腫れやむくみがひいていきます。。

・内出血

ゴルゴラインの周囲に内出血が出る場合が多いです。術直後から術後約2週間かけて無色→紫→黄色→吸収の順にひいていきます。

・メイク

アイメイクは抜糸(術後7日前後)翌日から可能です。その他の部位は当日から可能です。

・洗顔

当日から可能ですが当日は創部が濡れないようにしてください。

・シャワー

当日から可能ですが当日はぬるめの温度で、創部が濡れないようにしてください。

施術料金

価格(税込)※定価もへじのメンバー割(税込)
目の下のたるみ取り(下眼瞼除皺術)皮膚切除のみ323,000271,320
目の下のたるみ取り(下眼瞼除皺術)皮膚切除+脱脂398,000334,320

術後のリスクと合併症

・傷の赤み

目の下のたるみ取りの後、おおよその見た目は術後1カ月前後で完成します。傷がなじんでコンディションにかかわらず目立ちにくくなるのは術後3カ月前後です。目の下の傷は時間がたてばたつほど目立ちにくくなりますので特別な軟膏や内服薬は必要ありません。

・アッカンベーをしたように見える

下眼瞼外反といいます。目の下のたるみ取り(下眼瞼除皺術)の術後、一番注意する症状です。

手術直後は縫合の「縫いしろ」と「縫合糸」の影響で、つっぱった感じや軽度の外反があります。抜糸後2週間程度で自然に軽快する場合がほとんどです。

皮膚や眼輪筋を切りすぎた場合は外反がなかなか治りませんが、切除量に問題がなかった場合でも瞼板(下まぶたの形を支えている軟骨)が柔らかい方、術後の炎症が長引いて拘縮(組織が固くなること)が起こった方などでも同様に外反が起こってしまうことがあり、術後の合併症として完全に防ぐことはできないといわれています。