小顔輪郭/脂肪吸引

概要

耳垂部に小切開を作り、お顔の脂肪吸引を行う手術です。
一度吸引された脂肪はリバウンドで復活することがないのが脂肪吸引の一番のメリットです。体重が痩せても減らない部分の脂肪、目立つ部分の脂肪を狙って減らすのに最適の手術です。

導入

脂肪吸引はあまった皮下脂肪を吸引して減らす手術です。ストローよりも細い管で脂肪を吸い取るので大きな傷はできません。一度吸引された脂肪はリバウンドで復活することがすることがないのが脂肪吸引の一番のメリットです。

体重が痩せても減らない部分の脂肪、目立つ部分の脂肪を狙って減らすのに最適の手術です。お顔のたるみに対して糸リフトと併用して行うと単独で行うより効果的な手術になります。

このような方におすすめ

とにかく小顔にしたい

顔かたちをスッキリとしたい

痩せたのに脂肪が減らない

フェイスラインをシャープに見せたい

糸リフトの効果が出にくい

腕を細くしたい

もへじのクリニックの脂肪吸引

もへじのクリニックではお顔と二の腕の脂肪吸引を行っています。お顔は耳たぶ裏の見えない部分から、二の腕は肘の痛みを感じにくい部分(シワシワの部分)から脂肪吸引を行います。

脂肪吸引に用いる管(カニューレといいます)は一般的なストローよりも細いので、脂肪吸引の際にできる傷もその分小さくなります。

脂肪吸引は用手的吸引(シリンジ法ともいいます。シリンジを手で引っ張ることで陰圧を掛ける方法です。)と器械を用いた吸引があります。用手的吸引は少なめの脂肪を吸引するとき、器械による吸引は多くの脂肪を吸引するときに行います。用手的吸引のメリットは器械を用いない簡易的な方法のため、器械を持たないクリニックでも施術が行えることです。器械による吸引のメリットは機械の種類にもよりますが多くの脂肪を素早く確実に吸引できること、固めの脂肪にも対応できることです。用手的吸引、器械による吸引の2つの方法にデザイン性や繊細さ、仕上がりやダウンタイムの差はほとんどないといわれています。

しくみとポイント

想定される吸引脂肪量とほぼ同量の局所麻酔液(正確にはチュメセント麻酔といいます)を吸引したいエリアに注入し、脂肪を柔らかくして吸引します。

皮下脂肪は3層に分かれており、真ん中の層はしっかりと吸引し、浅い層と深い層の脂肪は出血に注意して必要に応じ吸引します。

浅い層の脂肪をしっかり吸引することで術後のタイトニング効果が高まるのですが、浅い層の脂肪を吸いすぎると修正困難なボコつきが出る場合があります。脂肪吸引を行う際は患者様の希望とリスク回避とのバランスをとるのが何よりも大事で、そのためには多くの経験と熟練の技術が必要になります。

術後の経過とダウンタイム

・施術時間

1エリアにつき20分~

・麻酔

局所麻酔、チュメセント麻酔、笑気麻酔(希望)、静脈麻酔(希望)

・術後の通院

通院は基本的には必要ありませんが気になる症状がある場合はいつでもご来院ください。

・腫れ

術後3~5日程度は中等度の腫れがみられます。腫れは術後2週間~1か月かけて徐々に軽快します。術後48時間以上は固定バンドを装着していただきます。

・内出血

術後3日前後で紫色、術後1週間程度で黄色い内出血が出ます。黄色い内出血はその後1~2週間前後できれいに吸収され色味はなくなります。

・メイク

施術翌日から可能です。

・洗顔

施術翌日から可能です。術後3日間は創部が濡れないように保護をしてください。

・シャワー

施術翌日から可能です。術後3日間は創部が濡れないように保護をしてください。

施術料金

価格(税込)※定価もへじのメンバー割(税込)
脂肪吸引 両頬308,000258,720
脂肪吸引 顎下278,000233,520
脂肪吸引 両頬+顎下518,000435,120

術後のリスクと合併症

・出血、血腫、窒息、コンパートメント症候群

術中出血をしっかり確認しながら脂肪吸引を行いますが、術後に想定以上の出血があった場合、皮下に血がたまって膨らむ(圧力が高まる)可能性があります。

リスク因子としては出血傾向のある方、抗凝固薬・抗血小板薬を内服中の方、高血圧のある方、肥満傾向のある方、動脈走行の破格(通常より浅い部分に太い動脈が走行する)のある方、などがあります。

脂肪吸引後3日間程度はある程度の腫れや内出血が見られますが、通常の経過では起こらない諸症状(お顔の脂肪吸引術後:息苦しいくらい腫れている、痰の量が増えた、声がかすれる、など。二の腕の脂肪吸引術後:手や指がしびれる、肘がほとんど曲がらない、など。)が見られた場合は速やかに当院に連絡をいただくか救急車を要請していただく必要があります。

・感染

脂肪吸引を行った部分に細菌感染が起こると、赤く腫れあがり熱をもち強い痛みが出ます。

洗浄処置、抗生剤の点滴が必要になりますのでまずは当院にご連絡ください。すぐに診察します。

・拘縮とボコつき

術後治癒過程として一時的に皮膚皮下組織の拘縮(硬くなること)とそれによるボコつきがみられることがあります。術後2週間程度からマッサージをしていただくことで拘縮予防と改善につながります。