人中短縮(リップリフト)

概要

人中を切開し、鼻と唇の距離を縮める手術です。
鼻から上唇までの距離を短くしてパーツのバランスを整えます。鼻柱を少し下に動かすことも、上唇を上にリフトすることもできます。

導入

人中短縮(リップリフト)は、鼻から上唇までの距離を短くしてパーツのバランスを整える手術です。鼻柱を少し下に動かすことも上唇を上にリフトすることもできます。

人中短縮を受ける際は、上唇ヒアルロン酸(Cカールデザイン)で上唇をクルっと上に向ける手術を一緒にするのも相乗効果が出ておすすめです。

このような方におすすめ

鼻の下を短くしたい

中顔面に立体感がほしい

顔を短くみせたい

鼻と口のパーツバランスを整えたい

もへじのクリニックの人中短縮(リップリフト)

人中短縮(リップリフト)は中顔面の印象を改善し、正面からみても横から見ても満足度の高い手術です。

当院では人中の長さを決める際に2つのポイントを大事にしています。

図1(人中とアゴの長さの比率の図)図2(横顔から見たときの人中の長さ14~16mmの図)

①人中の長さがアゴの長さの半分くらいが美しい

②人中の長さはおおよそ14~16mmを基準にする

より大切なのは①の考え方です。アゴが長く見える方に人中短縮をするとアゴがより長く見えるというデメリットがあります。②の長さについてはあくまで基準なので、アゴが短い方はその分人中も短くすればパーツバランスがグッと引き締まってきれいです。

しくみとポイント

人中は人目につきやすい部位ですので、術後傷が目立たなくなるためにあらゆる工夫を手術に込めなくてはなりません。

口輪筋は私は切り取らずに残します(温存といいます。)タッキングといって縫い縮める方法とリップリフト効果が変わらないからです。

内側鼻隆起(お鼻の“土手”といったりしますね)も必ず残します。内側鼻隆起がもともとある方に対して、人中短縮で鼻の穴の奥まで切って内側鼻隆起をなくしてしまうと、人中短縮の効果よりも鼻の不自然さが目立つ仕上がりになるからです。

しっかりとしたカウンセリングと希望の聞き取り、しっかりとした計算と縫合技術の2つがあれば、人中短縮はとても満足度の高い手術になります。

術後の経過とダウンタイム

・施術時間

30分~

・麻酔

局所麻酔、笑気麻酔(希望)、ブロック注射(希望)、静脈麻酔(希望)

・術後の通院

術後1週間前後で抜糸のためにご来院いただきます。その後の通院は基本的には必要ありませんが気になる症状がある場合はいつでもご来院ください。

・腫れ

ダメージは最小限にとどめますが術後3~5日間は腫れやむくみが出やすい時期になります。

・内出血

上唇付近に内出血が下がって見える場合があります。術直後から術後約2週間かけて無色→紫→黄色→吸収の順にひいていきます。

・メイク

創部の周囲は抜糸翌日からメイクが可能です。その他の部位は当日から可能です。

・洗顔

当日から可能ですが当日は創部が濡れないようにしてください。

・シャワー

当日から可能ですが当日はぬるめの温度で、創部が濡れないようにしてください。

施術料金

価格(税込)※定価もへじのメンバー割(税込)
人中短縮(リップリフト)353,000296,520

術後のリスクと合併症

・傷の赤み、傷が目立つ

人中短縮の術後の見た目の完成は術後2週間~1か月後です。人中短縮の傷は通常の切り傷と同様、時間経過とともに赤みや盛りあがりが減っていきます。個人差はありますが術後3ヶ月~半年でメイクをしなくてもほとんど目立たないようになります。

・術後後戻りしたように見える

人中短縮で切開する部分は傷が開きやすい(傷にテンションがかかりやすい)エリアになります。傷が開かないように皮膚の表面だけでなく深いところもきっちり縫合します(これを中縫いといいます、3ヶ月程度で溶ける糸で縫っています)ので、中縫いの縫いしろの分だけ術後しばらくは強めの短縮効果が出ます。

効果をもっと出したい方は術後半年以上経っていれば再手術が可能です。