プロテーゼ

概要

鼻腔内を切開し、鼻背にプロテーゼを挿入する隆鼻術です。
最新のプロテーゼなら以前のデメリットのように光で透け感が出ることもありません。当院はどこよりも自然な仕上がりになるよう、全例にオーダーメイドプロテーゼを使用しています。

導入

鼻はお顔の柱です。鼻筋を通すことでお顔全体がグッと引き締まり、きれいな横顔も得ることができます。

鼻プロテーゼは昔から(40年以上!)今までずっと行われている、鼻筋を整えたり鼻を高くすることのできる施術です。

最新のプロテーゼはとにかく仕上がりが自然で、入れているのがわからない!と驚かれることもあります。

プロテーゼのメリットはヒアルロン酸のように広がったりせず半永久的な効果があることです。最新のプロテーゼなら以前のデメリットのように光で透け感が出ることもありません。

このような方におすすめ

見た目自然で高い鼻になりたい

鼻筋を通したい

横顔を綺麗にみせたい

鼻のバランスを整えたい

半永久的な鼻を手に入れたい

鼻筋の凹凸に悩んでいる

鼻根が低くて目と目の距離が離れている

もへじのクリニックの鼻プロテーゼ

もへじのクリニックは自然できれいな鼻プロテーゼにとてもこだわっています。

自然なお鼻を形作るのにはプロテーゼの加工技術が欠かせません。当院ではもともとの鼻の太さ、長さ、鼻骨の形状にご希望の形を組み合わせて一人一人にオーダープロテーゼを作っています。

一般的なI型加工だけでなく、鼻先まで自然に高くしたい方向けにバード(鳥のくちばし様)加工にも対応しています。

また当院の鼻プロテーゼ術後の固定には、硬くて大きいギプスではなく薄いテープを用いています。鼻プロテーゼは挿入する層によってズレやすかったり、いつまでたってもグラついたりします。当院は皮下レベルの挿入は行いませんので直後からズレやグラつきの少ない仕上がりになります。

ちゃんとした挿入をこころがけることでその分優しい固定が可能なのです。

しくみとポイント

当院は基本はクローズ法で鼻プロテーゼの挿入を行っています。クローズ法というのは鼻の穴の中を切開して、表に見えない傷で手術を行う方法です。

他院の修正(抜去、再挿入)についても基本はクローズ法で行います。

修正の際は抜去と再挿入を時期を分けて行うこともありますが、再挿入を待つ間のお鼻の高さが気になる方が多いようです。

当院では、感染の方を除いて、独自の器械を使って可能な限り抜去と再挿入を一期的に(同時に)行うようにしています。

骨格にフィットする加工、基本に忠実に骨膜レベルを狙う挿入、丁寧な清潔操作の3つを守りさえすれば鼻プロテーゼは決して危ない手術ではありません。

術後の経過とダウンタイム

・施術時間

20分~

・麻酔

局所麻酔、笑気麻酔(希望)、ブロック麻酔(希望)、静脈麻酔(希望)

・術後の通院

傷を縫合した糸は抜糸をしなくても自然と脱落します(クローズ法の場合)。術後2週間たっても脱落しない場合は抜糸をすることも可能です。術後定期的な通院は必要ありませんが気になる症状がある場合はいつでもご来院ください。

・腫れ

ダメージは最小限にとどめますが術後1週間前後は腫れやむくみが出やすい時期になります。

・内出血

皮膚の薄い目頭近くに内出血が出る場合があります。約2週間かけて無色→紫→黄色→吸収の順にひいていきます。

・メイク

当日から可能です(クローズ法の場合)。

・洗顔

当日から可能です(クローズ法の場合)。

・シャワー

当日から可能です。鼻は血流が多い器官です。出血の遷延を防ぐため、術後3日前後はシャワーの温度をぬるめに設定してください。

施術料金

価格(税込)※定価もへじのメンバー割(税込)
鼻プロテーゼ278,000233,520

術後のリスクと合併症

・感染

術中の清潔操作にはこだわっていますが、万が一感染が起こった場合は鼻先、鼻筋を含めお鼻が赤く腫れてしまいます。放置すると皮膚が傷んでプロテーゼが突出したり炎症で硬くなったりしますので必ず治療を行います。プロテーゼはいったん抜去し、洗浄処置と抗生剤の使用で症状が軽快します。感染が十分に落ち着いた段階で再挿入を行います。

・鼻筋の曲がりが増強する

これはクリニックによってはあまり説明されないようですが、鼻プロテーゼはもともとの鼻筋の曲がりを増強してしまうことがあります。どんなにオーダーメイドできれいにフィットさせても鼻骨よりプロテーゼの方が柔らかいため、曲がりを矯正する力がないのです。

・左右、上下にズレてしまう

骨膜レベルでの挿入をしてもまれにズレが生じます。外力が加わりふとした拍子にズレる場合、長期経過で徐々にズレてくる場合、他院術後の再手術の場合、などがあります。

特に再手術の場合ですが、体内に挿入されたプロテーゼの周りには自己組織のカプセル(被膜ともいいます)という固めの自己組織が形成されます。プロテーゼを抜去する際に自己組織のカプセルは体内に残りますので、再挿入する際にカプセルより小さいプロテーゼを用いると固定されずに浮いた状態になります。対応として、当院では独自の器械を用いてカプセルとは別の道筋を作って再挿入するようにしています。