バスト/乳頭縮小

概要

乳頭を切開し、高さ・太さの調整を行う手術です。

導入

乳頭縮小は乳頭の見た目を整える手術です。乳頭に正常サイズはありませんが、乳房や乳輪の大きさとの比較で乳頭が大きく見えることでお悩みの方には適応があります。サイズ感だけではなく形を楕円状から正円状に近づけることも可能です。

乳頭縮小は女性のみならず男性にも適応があります。

このような方におすすめ

乳頭を短くしたい

乳頭を細くしたい。

乳頭を小さくしたい。

乳頭がTシャツでも目立たないようにしたい。

授乳後に形が崩れてしまった乳頭をもとの形に近づけたい

もへじのクリニックの乳頭縮小

当院の乳頭縮小では数種類の切開方法を使い分けて施術を行っています。術後の授乳機会のある方に対し極力乳管を傷つけないようにする乳管温存法には、長さを短くする方法と太さを細くする方法があります。同時手術も可能です。授乳予定のない方や男性の場合に行う乳管非温存法では長さと太さを同時に整えることができ、乳管温存法と同等か、より大きな変化量を出すことができます。

しくみとポイント

(1)乳管温存法

①長さの形成

乳頭基部を脱上皮し乳頭の長さを縮めて縫合します。乳頭の長さを最大で半分以下にすることができます。

②太さの形成

乳頭中心部にある乳管を残してホールケーキを切り分けるように切除し乳頭を縫い縮めます。乳頭の太さを最大で3分の2程度に小さくすることができます。

いずれの乳管温存法も乳管を完全に温存できるとは限りません。40~60%の確率で乳管機能に影響が出ることが分かっています。

(2)乳管非温存法

①楔形切除法

一般的な乳頭縮小法です。楕円状から正円状にするのに有効です。短時間で終わるがラグビーボール変形が起こりやすいといわれています。

②十字切り

太さ、長さともに小さくすることができます。大きな変化量を求める方に適応があり、ラグビーボール変形が起こりにくい方法です。

術後の経過とダウンタイム

・施術時間

片側25分~

・麻酔

局所麻酔、笑気麻酔(希望)、静脈麻酔(希望)

・術後の通院

術後1週間前後で抜糸のためにご来院いただきます。その後の通院は基本的には必要ありませんが気になる症状がある場合はいつでもご来院ください。

・腫れ

ダメージは最小限にとどめますが術後1週間前後は腫れやむくみが出やすい時期になります。

・内出血

乳輪のまわりに内出血が見られることがあります。術後2週間前後で内出血の色味は改善します。

・メイク

創部以外のメイクは当日から可能です。

・洗顔

当日から可能です。

・シャワー

翌日から可能です。術後3日間は創部がなるべく濡れないように保護をしてください。

施術料金

価格(税込)※定価もへじのメンバー割(税込)
乳頭縮小 高さ【片側】164,700140,616
乳頭縮小 高さ【両側】279,000234,360
乳頭縮小 直径【片側】167,400140,616
乳頭縮小 直径【両側】279,000234,360
乳頭縮小 全体【片側】284,400238,896
乳頭縮小 全体【両側】474,000398,160

術後のリスクと合併症

・術後血がにじむ、かさぶたが気になる

乳頭は血流の多い器官なので、術後切開創が完全に癒合するまでは血がにじんだりかさぶたになったりすることがあります。かさぶたは無理にはがそうとせず、必要に応じてテープで保護するようにしてください。

・傷の見た目が気になる

切開創は術後1週間前後で表面がくっつき、1~2か月かけて内部の強固な癒合が完成します。 乳頭はもともと色味があり傷が目立ちにくい器官ですが、当院では乳頭の尾側(下側)に傷がくるようにデザインして切開し丁寧に縫合することで極力傷が目立たないように工夫しています。